センチュリー２１

不動産業界は、景気に左右されやすい事業の一つと言われており、バブル崩壊やリーマンショックでは大きく価値を毀損した商品を取り扱っています。

リスクの高い事業と思われがちですが、土地や建物の取得・売却や賃貸を通じて安定した収益が確保可能な事業でもあります。

不動産は、衣食住といった生活を営む上で必要不可欠な要素を構成しており、ニーズがなくなることは無い業界とも言えます。

また、2020年に開催が予定されている東京オリンピックに向けて、首都圏を中心に不動産売買が活発化しており、しばらくは右肩上がりの成長が確実視されている業界でもあります。

こうした市場環境の中、センチュリー２１は、アメリカで発祥して以来40年以上に渡り世界中に7,000店舗以上の事業展開を行っている世界最大の不動産仲介ネットワークを構成しています。

そのネットワークの大きさでスケールメリットを活かし、多くのお客様から支持されているブランドでもあります。

センチュリー２１は、日本国内だけで800店舗以上を展開している大手不動産仲介ネットワークを有しており、直営店を持たず、全店舗がフランチャイズ経営という特徴があります。

直営店を持たず本部は経営支援に専念するため、手厚いサポート体制にも特徴があります。

不動産の売買や賃貸といった仲介事業の他、賃貸物件の建物管理を行うプロパティマネジメントや都市開発企画の立案など、幅広い不動産商品を扱っています。

フランチャイズ加盟の際の加盟金は300万円で、契約期間は5年間、フランチャイズ募集地域は全国を対象としています。

ロイヤリティは、受取手数料の6%とされており、他にも広告宣伝費として月額10万円が必要となります。

世界共通のブランドである「センチュリー２１」を掲げることで、高い集客力を持つメリットがあります。

大手であるためサポート体制も充実しており、不動産知識や経営指導の他、税務・法律・金融といったトータルの知識を研修制度で学ぶことが可能です。

デメリットは、グローバルブランドであるため都市部での認知度の高さや取扱い物件数は多いのですが、その反面、地方では地元に密着した中小不動産業と競合関係にある場合、競争が激しくなるリスクがあります。