靴専科

近年、環境問題に高い関心が集まっており、それに伴い、リサイクル事業やエコビジネスの市場が拡大しつつあります。

また、長く続いた不況の影響で、所有している物の買い替えや新規で物を買う消費行動が落ち着いて来ています。

さらに、消費税増税の影響もあり、高額商品や高級品の販売が停滞しています。

こうした状況の中、今使っているものをリペア・リユースすることで長く使い続ける方が増えてきており、靴や鞄といった革製品の修理サービスを展開している靴専科も注目を集めています。

靴専科は、他のリペアビジネスにない独自の技術力により皮革製品の水洗いを実現、顧客から圧倒的な支持を得ています。

主に取り扱う商品は靴ですが、鞄・財布・小物類といった皮革製品のクリーニング・補修・修理を行っています。

靴専科は、顧客の7割が女性を占めており、靴・鞄に関するトラブルを解決しています。

その高い技術力と地域密着型の事業展開により、顧客のリピート率は5割を超える安定したビジネスとなっています。

靴や鞄はお客様が持ち込んでくるため、仕入が不要なサービス業形態となっていることから粗利率は95%という高収益ビジネスが大きな特徴です。

フランチャイズ契約は、契約プランによって異なっており、加盟店オーナー自身が店舗を用意するAプランと、物件取得料や内外装費用を靴専科本部で用意するCプランが存在します。

Aプランは、フランチャイズ加盟金が285万円で保証金が50万円必要となり、ロイヤリティは月額固定の5万円と売上高の5%になっています。

Cプランは、フランチャイズ加盟金が200万円で保証金が50万円、ロイヤリティは月額固定の8万円と売上高の5%になっています。

靴専科のフランチャイズ加盟店の7割が夫婦で開業しており、未経験でも充実した研修制度で技術を身につけている方が多いため、こうした方にとってはメリットが大きいでしょう。

技術研修は約１ヶ月半、工房併設のトレーニングセンターでみっちり習得可能というメリットもあります。

デメリットとしては、開業資金が少なくて済むCプランの契約を結んだ場合、月額の負担が大きくなるため、可能な場合はAプランの契約をおすすめします。